万年筆は中古でも売れる?買取金額と売却時の注意点
0120-0202-55
COLUMN
コラム
HOME > 全カテゴリ記事一覧 > コラム > ビジネス > 万年筆は中古でも売れる?買取金額と売却時の注意点

万年筆は中古でも売れる?買取金額と売却時の注意点

万年筆は中古でも売れる?買取金額と売却時の注意点

仕事やプライベートなどで、ペン・ハサミなど文房具と触れ合わない日はないかと思います。
筆記用具などのステーショナリーは毎日使うものだからこそ自分の好みにあったものをこだわって揃えたいですよね。
そんな文房具の世界、一度踏み入れると行きつく先はやはり「万年筆」ではないでしょうか。

なめらかな書き心地やシックな装い、持っているだけでクラシカルで大人な雰囲気になる万年筆は、文字を書くことが少なくなった現代でもあこがれてしまいます。
いまや様々な国のメーカーがたくさんのデザインの万年筆を発売し、また万年筆を使用するのに欠かせないインクも選びきれないほどの数が出ています。数多の選択肢から自分好みの一本を見つけ使用するというのが、万年筆の魅力ですよね。

万年筆はどのくらいで売れる?

コレクションとしても集める人が多い万年筆ですが、断捨離などで手放すか検討する方もいらっしゃるかと思います。万年筆は中古市場でも人気が高く、買取を行っている業者が多い商品となり、メーカーやシリーズによっては高価買取が期待できる場合があります。
今回はその中でも5ブランドの買取価格をご紹介いたします。

全て新品・2023年7月現在の価格
※カラーやペン先の種類、付属品の有無等により、下記金額と異なる場合がございます。

・モンブラン マイスターシュテュック

1906年に創業したドイツの高級文具メーカーのモンブラン。
天冠の「ホワイトスター」はアルプスの最高峰モンブラン山頂の雪をイメージしており、シンボルマークとして唯一無二の印象を与えます。そんなモンブランの代表作であり、今も人気なシリーズの「マイスターシュテュック」は1924年から販売され続けています。特に149とル・グラン(146)は王道のモデルとして大変有名で、多くの人が万年筆といえばマイスターシュテュックの形状を思い浮かべるほど存在感の大きい万年筆と言えるでしょう。
そんなマイスターシュテュックには複数の種類があり、上記の149とル・グラン(146)のほかに、コンバーター・カートリッジ両用モデルのクラシック(145)、シリーズの中で最もサイズが小さくコンパクトなモーツァルト(114)の4種類が存在しています。それぞれペン軸の太さや重さ、価格が異なるので、自分の手の大きさやライフスタイルに合わせて選択できるのも、マイスターシュテュックの魅力のひとつです。また、限定モデルやカラーも発売されており、コレクションとして収集する楽しみもあるシリーズです。

モンブラン マイスターシュテュック 買取金額
149…35,000円前後
ル グラン…25,000円前後
クラシック…20,000円前後
モーツァルト…20,000円前後

・ペリカン スーベレーン

ペリカンは1832年に絵具やカラーインクの製造を開始したのが始まりのメーカーです。創業以来、インクメーカーとして世界で評価されていたペリカンですが、1929年から万年筆の製造も開始し、最初の万年筆モデル100型を発表しました。次々と新しいモデルの万年筆を発表していましたが、1960年代からはボールペンの普及により万年筆市場自体が縮小し、ペリカンも万年筆の製造を中止します。その後はプリンター用のインクやその他文具の製造を行っていましたが、1980年代になると再び万年筆が人気を復活させていきます。この時代の万年筆はそれまでの日常使いとしての立ち位置ではなく、ステイタスシンボルとしての役割が強くなりました。そこでペリカンは今までよりも手の込んだ万年筆を製造し、1982年に今でも大人気シリーズ「スーベレーンM400」を発売しました。以降、スーベレーンシリーズはスペック・価格違いのモデルを複数製造し、現在ではモンブランと並ぶ万年筆メーカーとしてヨーロッパを中心に人気を博しています。

ペリカン スーベレーン 買取金額
M300…15,000円前後
M400…15,000円前後
M600…17,000円前後
M800…20,000円前後
M1000…30,000円前後

・パーカー ソネット

1888年に創業者ジョージ・サッフォード・パーカーが、インク漏れを防ぐ独自のインク供給システムを採用した万年筆を開発したことからパーカーは始まりました。
1921年には25年保証の高価な「デュオフォールド」を発売。その直後に黒色ばかりであった万年筆の軸に鮮やかなオレンジ色を使ったデュオフォールド「ビックレッド」を発表し、万年筆に新たな価値観をもたらし、今でもデュオフォールドはパーカーの代名詞となっています。
そんなデュオフォールドと肩を並べ、パーカーを代表する万年筆である「ソネットシリーズ」は、デュオフォールドより少し安価で手ごろな値段で購入できます。ソネットが発表されたのは1993年と近年ではありますが、ラグジュアリーなボディラインとコストパフォーマンスに優れたシリーズとして瞬く間に人気となり、ベストセラーモデルとなりました。

パーカー ソネット 買取金額
ソネット ラックブラックGT…5,000円前後
ソネット プレミアム シズレGT…10,000円前後

・パイロット カスタム

1918年、並木良輔氏がパイロットの前身となる並木製作所を設立し、万年筆の製造を始めました。
漆塗りに蒔絵を施した蒔絵万年筆は海外からも人気を博し、世界へ輸出されました。パイロットの万年筆は創業当初から「書きやすさ」にこだわり続け、今までに様々なペン先が開発されていきました。そしてパイロット創業74周年の1971年に日本の文字のための万年筆「カスタムシリーズ」が発売され、定番シリーズとなりました。
様々なモデルが発売されているカスタムシリーズは、初心者向けから上級者向けまで幅広いラインナップが特徴で、また、最大で16種類ものペン先を自分好みに選ぶことができることが魅力です。用途や自身の筆圧で好みの万年筆を作るのも楽しみになります。

パイロット カスタム 買取金額
カスタム845…20,000円前後
カスタム743…7,500円前後

・セーラー プロフィット

日本で一番長い歴史を持つ万年筆メーカーであるセーラー。また、万年筆だけでなく日本で初めてボールペンを製造したことでも知られ、そんな飽くなき探求心は今現在も受け継がれています。1981年に発売された「プロフィット」はそんなセーラーの歴史と技術が凝縮されたシリーズです。クラシックな形状と手になじむフォルムは幅広いユーザーに愛され、発売から40年以上経った今でもセーラーを代表するシリーズです。

セーラー プロフィット 買取金額
プロフィット レアロ…12,000円前後
プロフィット21…7,500円前後

万年筆を売るときの注意点

1本1本の値段が高い万年筆は、売るなら少しでも高額を狙いたいものです。日ごろからしっかりとメンテナンスを行うことで高価買取が期待できますので、こまめに手入れをしておきましょう。

・インクを入れたまま長時間放置しない

インクを入れたまま放置をすると、中でインクが固まってしまいます。
ペン芯の根元やコンバーターを指す部分など、内部にインクが固まると洗浄だけではなかなか取れなくなってしまうので、長期間使わない場合はインクは抜いておきましょう。

・洗浄の際は水を行き来させる

ただ流水で洗い流しただけでは、なかなかインク汚れは落ちません。
吸入式やコンバーター式の場合、コップに汲んだ水にペン先を入れ、内部に水を出し入れしましょう。何度か水を変えるなどしてインクの色が出なくなるまで繰り返します。
カートリッジ式の場合は、主軸を流水で洗い流し、コップに汲んだ水の中へ入れてつけ置きをします。しばらくするとインクが流れ出るので、こちらも水を変えてインクの色が出なくなるまで繰り返します。
洗浄後はしっかりと乾燥させます。その後保管する場合は陰干しで内部を完全に乾かしましょう。

万年筆を売るならリムーブへ

リムーブでは、ラミー、ファーバーカステル、ウォーターマン、プラチナ、S.T.デュポンなど、上記以外のメーカーの万年筆も買取を行っております。売却を検討しているお品物があれば、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
無料のLINE事前査定にてお写真をお送りいただければ、おおよその買取金額を事前に確認ができるので、気になるお品物があればまずはご利用ください。

リムーブの宅配査定は、送料手数料無料で日本全国どこからでもお品物をお送りいただけます。自宅にいながら簡単に査定結果を確認できますので、お手軽に買取が行えます。

万年筆を売るなら、ぜひ宅配買取専門店リムーブをご利用くださいませ。

万年筆の買取

宅配買取

宅配買取専門店reMOVE

万年筆の買取ならリムーブ

ページトップ